学園職員ブログ
2月14日、今日はSt. Valentine’s Dayですね。
2019年02月14日
2月14日(St. Valentine’s Day)ですがチョコレートはもらえましたか?
先日は自宅に帰ってから、長女とBrownieを一緒につくりました。
我が家では毎年St. Valentine’s Day用のスイーツを作るのが恒例なんです。(私事ですいません…)
皆さんはSt. Valentine’s Dayのチョコレートは「購入派」「手作り派」のどちらですか?
以前のブログでもパティシエ科は「Chocolateを使用した実習が増えてます!」って報告しましたが、
実際にどんなスイーツを作るのかちょっとお見せしますね。
以前紹介したのは「生チョコ」これは基本混ぜるだけなので初級編です。
テンパリング(調温)という特別なテクニックを勉強したら、上級編へスッテプアップ!
Amande-Chocolate(アマンドショコラ)
ローストしたアーモンドにキャラメリゼしてチョコレートを幾重にもコーティング。
最後にココアと粉砂糖で仕上げるスイーツ。
カリッとしたアーモンドとキャラメルのほろ苦さ、そしてチョコレートの甘さが絶妙!ですよ。
Mendiants(マンディアン)
テンパリングしたチョコレートを丸く絞って広げたら、チョコレートが固まる前に素早く、ナッツ類やドライフルーツを盛り付けたもの。
「Mendiants(マンディアン)=托鉢修道士」という意味で4つの托鉢修道会を代表する服の色(白・灰・茶・紫)を表すナッツやフルーツを載せるがこのスイーツの始まりらしい。
いまでは好みでいろいろ載せてるし数も4種に限られてはいないみたい。
本校Ver.は「アーモンド・ヘーゼルナッツ・クルミ・オレンジピール・干し蒲萄・ドライいちじく」の6種類が乗ってる豪華版です。
Tarte aux chocolate(タルト・ショコラ)
タルト生地にチョコレート生地を流してオーブンで焼成し粗熱を取り、表面に「Glacage=グラッサージュ」と呼ばれる艶のあるクリームで仕上げた高級感あるタルトです。
写真は直径16㎝のタルト型ですが、実習ではこのサイズ以外に一口サイズのTartelette(タルトレット)も同時に仕込み仕上げします。
Truffle(トリュフ)
定番のチョコレートですね、実習班ごとにセンターのCreme Ganache(ガナッシュ)の味とチョコレートを変えて仕上げたものを箱詰めして持ち帰らせてます。
保護者の方へのプレゼントにしても良し、友達(彼女・彼氏)へのプレゼントでも良しという感じです。
今年は使用するチョコレートに注目のチョコレートを取り入れてみました。
「ルビーチョコ」です。(カレボー)
スイート・ミルク・ホワイトに続く「第4のチョコ」とか言われてますね。
ベリー系の酸味が特徴。
本校ではピーチリキュールを加えたCreme Ganache(ガナッシュ)にして仕上げてみました。
全く着色していないのに赤紫色になるんです。
こんな感じでチョコレートいっぱいの実習報告でした!
さてさて、本校は今週末は「卒業作品展」
今日も学生は作品制作に大忙しでした、この様子もブログにアップしますね。
パティシエ科より報告でした。