学園職員ブログ
パティシエ科 アイシングクッキー特別実習。その②
2018年06月21日
有留先生のアイシングクッキー基本作業のデモンストレーションを見終わったので
早速学生各自が好きなカラーにアイシングを着色、その後アウトライン用と塗り用(アイシングの世界では「なじみ用」と言います)の方さの違う
物を用意します。
着色には水で溶く粉末着色料もありますが、本校では写真のジェルカラーを使用します、少量でも発色がよくジェル状なので
着色してもクリームや生地の硬さが変わらいという利点があります。
硬さはスプーンですくってみてアイシングの表面が元に戻る速さで判断します。
ほんの少し入れる水の分量が違うだけで硬さが全然変わってしまうので型さ調整大変です。
ちょっと手間取りましたが全学生が着色と型さ調整を終え、いよいよ作品制作に着手します。
アウトラインはPoche(絞り袋)を浮かして落とすように描いていきます、緊張で学生の手先が細かく震えてラインが曲がってしまう
生徒も。学生曰く「ちょう~ムズイ!」
そのあとは柔らかめの馴染み用アイシングでアウトラインの中を塗っていきます。
はみ出さないように慎重に! でも手早くしないとアイシングが固まってしまうので時間との闘い!
デザインも着色も学生のセンス任せですので学生の個性が現れるます。
こだわりのある学生は固まったアイシングの上にさらにデザインを追加したりして、手の込んだ作品を作っています。
出来た作品の一例です。
今回はアイシングの基本を学びました、次回は今回の基本テクニックを使い使用する色数やクッキーの型に制限をせず、
各学生にテーマを決めて作品を作ります。
どんな作品が出来上がるか楽しみですね、また「職員ブログ」にアップしますね。