学園職員ブログ
もうすぐバレンタイン!という事でチョコレートを使った実習です!
2019年01月25日
もうすぐバレンタインですよね。
パティシエ科の実習もこの時期は「チョコレート」を使用したスイーツが増えてきます。
先日の実習は「生チョコ」を作りました。
バレンタイン時期、高級品として店舗に並んでいる定番商品。
【起源は】
1930年代にスイスのジュネーブで生まれたお菓子であるらしい、
ジュネーブのチョコレート店が開発したちいさなキューブ型にカットしてココアをまぶした滑らかな舌溶けのチョコは「パヴェ・ド・ジュネーブ」と命名されたそうです。
現在ではジュネーブの至る所で販売されている名産チョコレート菓子!
日本では、1988年に神奈川のお店(シルスマリア)で作られたのが始まり。
今ではフランス/スイスなどでも目にしますが「生チョコ」というフランス語は見当たりません。
チョコに生クリーム+(水飴やバターなど)でつくるやわらいチョコレートなのでほぼ「Ganache:ガナッシュ」
ってなるのですが。便宜上、本校では〝軟らかいチョコレート”という事で「Chocolate-Mou/Chocolate-Doux」
と読んでいます。
作り方は混ぜるだけなので、難しくないのですが、仕上げを左右するのがカットの正確さ!
もちろん包丁などでも切れますが、専用の器具があります。
「ギター」って呼ばれている器具
シート状に固めたチョコレートを先ずは縦方向にギターの弦のようなピアノ線で切り落とします。
それをプレートに移して向きを変えて再度カット!
これで綺麗なスクエアーにカットできるという優れもの。
後は一枚目の写真のように一粒づつココアをまぶせば完成!
出来立ては口に入れた瞬間にとろけてしまいます。
これ以外に「トリュフ」「タルトショコラ」などなどチョコレートを使った実習が目白押し!
パティシエ科実習でした。